リリースノート: Public Beta (2023-08-29)
Tables are now "Sources" and "Views"
これまでのMorphでは、すべてのデータの置き場所を「テーブル」と呼んでおり、内部処理によって「Master Table」と呼んだり、「Lookup Table」と呼んだりしていました。
結局のところ、そのテーブルで何が起きているのか・なにが実行可能なのかを把握するためには、どのような過程で作成されたテーブルなのか・どのようなSQLが実行されているのかに気を配る必要がありました。
しかし私たちチームは、これがあまりにも開発者目線であることに気づき、反省しました。
今回のバージョンから、Morphは「Source」と「View」という2つのコンセプトを把握することで理解できるようになりました。
Source
Sourceはその名の通りデータソースが保管される場所です。アプリケーション上の見た目はTable Viewと同じ形式で表示されます。
ソースには、MorphのビルトインのPostgresの作成に加えて、あなたの管理しているMySQLやPostgresを取り込むことができます。
View
ViewはSourceから抽出したデータを表示するためのものです。
Viewでは、フィールドの表示・非常時やフィルター条件を設定して保存することができます。
Board View
Viewのリリースに合わせて、新たに「Board View」を追加しました。
データソースの内容を、テーブル形式だけでなく、カンバン形式で閲覧・編集することができます。
Private Space
これまでもプライベートなテーブルを作成することができましたが、今回のリリースでより見やすくサイドバーに現れます。
より詳細な権限管理
Morph上のすべてのリソース、つまりSourceとViewが、メンバーレベル・グループレベルでの権限設定に対応しました。
「マスターデータベースをプライベートで作成し、特定のカラムを抽出したビューのみを共有する」といったことが可能になりました。
Notebookのリミット解除
Notebookの実行回数の制限を撤廃しました
外部ソースのインテグレーション機能
外部サービスからデータのインポートが可能になりました。 現時点では、NotionとAirtableからのインポートに対応しております。今後も順次対応予定です。