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クラウドホスティング - ローンチウィーク#3
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フレームワークのアップデートに伴い、クラウドホスティングサービスとそのダッシュボードも大きな進化を遂げました。私たちが最も気にかけているのは、AIアプリの制作をサポートし、その効率を10倍や100倍に引き上げること。そして、作られたものが実際に多くの組織にとって役に立つことです。
そのためには、セキュアでスケーラブルなホスティング環境が必要です。具体的な方法を見ていきましょう。
コマンド一つでデプロイ、URLでチームに共有
完成したMorphアプリは、 morph deploy
コマンドを実行することで、クラウド環境にデプロイできます。デプロイが完了すると、アプリをURLで共有できるようになります!
デプロイ方法の詳細については、ドキュメントを参照してください。 https://docs.morph-data.io/docs/ja/deploy/dashboard-setup
デフォルトでプライベート
Morphのクラウドホスティングは、デフォルトではプライベートアクセスになっています。これが、他のクラウドホスティングプラットフォームとの最大の違いです!
ダッシュボードからユーザーをチームメンバーとして招待すると、デプロイしたアプリにアクセスできるようになります。
なぜプライベート?
Morphは、AIアプリ・データアプリに特化したフレームワークです。すなわち、そのアプリでは、LLM APIのシークレットキーや、社内データベースへの接続情報を使用している可能性が高いです。そのため、パブリック状態でデプロイし、万が一ボットにクローリングでもされてしまったら、LLM APIへのリクエストやデータウェアハウスへのクエリ発行などが大量に行われてしまいます。
そのような事故を防ぐために、デフォルトでプライベートアクセスになっています。
メンバー管理はWebアプリで
アクセスできるメンバーの管理は、Webアプリから行うことができます。デプロイ環境全体が保護されるので、ユーザー認証を別途実装する必要がありません。また、プロジェクト単位の権限を管理するために、「プロジェクト権限」というフィールドを使って、フレームワークから使用することができます。
完全公開も可能
もちろん、デプロイしたアプリを完全公開にすることもできます。顧客向けのAIアプリや、データ分析コンテンツを公開したいときに最適です!
デプロイログ・実行時ログ
アプリのデプロイはもちろんログが収集され、デプロイの成功可否をモニタリングできます。また、デプロイ後の実行時ログも閲覧することができます。