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新しいコンポーネント - ローンチウィーク #3
ローンチウィーク
2025-02-07
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三橋 啓多
Co-founder, COO
<Chat />
<Chat />
コンポーネントは、Pythonで構築したLLMチャットに、モダンなUIを与えるためのコンポーネントです。使い方は非常にシンプルです。
# 🦜🔗 Langchain Chat
<Chat postData="langchain_chat" height={300} />
コンポーネントのプロパティである postData
はPython関数の名前を指定してください。
たったこれだけで、チャット用のUIが実現します!
続いて、バックエンドを構築します。バックエンドも非常にシンプルです。
import morph
from morph import MorphGlobalContext
from morph_lib.stream import stream_chat
from langchain_openai import ChatOpenAI
from langchain_core.messages import HumanMessage
@morph.func
def langchain_chat(context: MorphGlobalContext):
llm = ChatOpenAI(model="gpt-4o")
messages = [HumanMessage(context.vars["prompt"])]
for token in llm.stream(messages):
yield stream_chat(token.content)
このように、LangChainやOpenAI SDKを用いてロジックを構築し、それに数行加えるだけで、AIアプリのバックエンドが完成します。
ここからさらに、システムプロンプトを追加したり、データの参照を追加したりと、自由にAIワークフローを構築してみてください!Morphフレームワークは、Python関数を直ちにモダンなUX付きのアプリへと変換します!
defineState()と入力コンポーネント
リッチなアプリを構築するために、ユーザーが行なったアクションの結果や、入力した値を、フロントエンドの状態として保持したいことがあります。たとえば、Selectタグで何を選択したか、Inputタグに何を入力したか、などです。
そのような場合には、 defineState
関数を用いて変数を宣言し、それを入力コンポーネントやデータコンポーネントにバインドしてください
import { defineState } from '@morph-data/components';
# An App With Front-end States
export const { userName } = defineState({ userName: '' });
<Input state={userName} />
## Hello, I'm {userName.value}!
その他のUIコンポーネント
以下のようなコンポーネントを用意しています!モダンなUI/UXを手軽に実現します。
ドキュメントはこちら: https://docs.morph-data.io/data-application/ja/layout-component-accordion
Accordion
Callout
Card
Grid
本日の発表をもって、ローンチウィーク #3 は終了となります!今後も、新たな発表をお届けしていくので、引き続きご注目ください!
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