
そのほかのアップデート - ローンチウィーク #2

Morph AIのアップデート
Morph AIがアップデートされました!これまでは、主にコードの編集のための機能が提供されていましたが、今回のリリースで、操作方法の質問にも答えられるようになりました。
また、あなたがどのページを開いているかに応じて、質問のサジェストが行われるようになり、Morph上でのデータアプリの構築体験をより積極的にサポートします。
Canvasのアップデート
これまでは、*.canvas.json
ファイルの数だけCanvasがあり、Canvasを手動で構築する必要がありました。
アップデートにより、プロジェクト全体を対象としたひとつのCanvasが自動で生成されるようになりました。Canvasは、VS Code内に新たに追加されたMorphタブからアクセスすることができます。これにより、Canvasによるパイプラインの可視化やCanvas上でのAIによる実装支援を、すぐに利用できるようになりました。
環境変数
環境変数の設定方法は、これまで .env
に記述をする方式でした。しかしこの方法ではシークレット情報をエディター内で共有する必要があり運用時のセキュリティ面での懸念がありました。
そこで、新しくDataタブの中に環境変数を設定できる機能を追加しました。
一度登録した環境変数は画面上から見ることはできず、安全な形でチームで使用するシークレット情報を管理することができます。また、設定した環境変数にはこれまで同様の方法でアクセスをすることができます。
スケジュール実行のYAML管理
これまでSQLファイルやPythonファイルのスケジュール設定は個別に管理されていましたが、今回の変更により、morph_project.yml
を用いた一元管理が実現されました。
このアップデートにより、これまでよりも迅速かつ柔軟に複数のジョブスケジュールの定義ができます。また、YAMLのコード上ではコメントを残すこともできるため、設定内容の記録をユーザー間で共有することも可能になりました。
新しいスケジュール定義の例:
scheduled_jobs:
visualize:
schedules:
- cron: cron(0 11 * * 0)
is_enabled: true
timezone: Asia/Tokyo
variables:
priority: high
retry: 3
SQL Serverインテグレーションの追加
外部データソースとして、SQL ConnectionsにMicrosoft SQL Serverのインテグレーションが追加されました。
SQL Serverへの接続情報を入力するだけで簡単にMorphプラットフォームと連携し、SQL Serverのデータを活用したデータアプリ構築をサポートします。
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